「イシューからはじめよ」を読む ②仮説を立てる

イシューからはじめよ
目次

はじめに

「よくわからないけど、やっていくうちにどうしたらいいか考えよう」 まったく未知の世界に挑戦する場合であれば、こういう状況もアリかもしれません。

分からないことがあれば、とりあえず検索し、とりあえず関連資料を読み漁る。そうやって情報をインプットしていれば、いつか自然と「正解」が浮かび上がってくることもあると思います。しかし、実際の業務などで起きる「イシュー」に対してそれやっていては、終わるものも終わらなくなります。

今回は、分析の質を劇的に変える「仮説」という思考を著者は見事に言語化されていますので整理してみたいと思います。

著書の要点を噛み砕く

第1章の後半部分、イシューを見極めた後に続くステップは「仮説を立てる」ことです。マインドマップに整理したポイントは以下の通りです。

イシューに答えを出す

情報を集めきっていない段階であっても、「現時点での答え」を強引にでも出す姿勢が求められます。これをしないと、何をどう分析すればいいのかが決まらないからです。

仮説を立てる効能

なぜ先に答えを出すのか。その理由は大きく2つあります。

  • 必要な情報・分析すべきことがわかる: 闇雲な調査を防ぎ、無駄な作業を削ぎ落とすことができます。
  • 分析結果の解釈が明確になる: 「Aだと思っていたが、Bだった」というように、事前の想定があるからこそ、結果が出たときに意味のある解釈が生まれます。

何はともあれ言葉にする

著者は繰り返します。「人間は言葉にしない限り概念をまとめることはできない」。 なんとなく頭にあるイメージを、主語と動詞のある明確な言語(スタンス)に落とし込むこと。これがイシューの言語化であり、仮説思考のスタートラインです。

その主張をどう受け取ったか?

「イシュー」に直面した時に、無意識のうちに「この問題はこういうことが原因なのかな?」とか思うことも多いと思います。まさにそれが「仮説」ということだと思います。

やみくもに答えを探すのではなく、自分の知見、直感、専門家の意見などを聞き、最も原因の可能性のある「仮説」について、**「仮説が成立するのか?しないのか?」**という観点で分析することは、答えへの近道であると読み解きました。

おそらくみんなが無意識にやっているような思考を分解して解説している章だと思います。ただ、これを無意識から意識して、構造化して進めることで、効率、精度などメリットが多いと思います。


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次回予告

次回は、いよいよ良いイシューを見分けるための具体的な基準、「③良いイシューの3条件」について掘り下げていきます。

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補足

本シリーズは『イシューからはじめよ』を題材に、書籍の内容を要約・引用しつつ、筆者自身の解釈と実務経験を交えて解説するものです。記事中で言及している内容は、著作権法第32条(引用)に基づき、公正な慣行に合致し、かつ報道・批評・研究の目的の範囲内で行っています。

書籍

※本章にはPRを含みます。

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